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岩木山(61座)

  • 6月29日
  • 読了時間: 3分

●山域:岩木山(青森県)


●日程:2026年3月12日


●メンバー:758 岩田



3月11日

会社の同期と一緒に寒中水泳をしに青森県へ旅行へ行った。「かえ、12日どうするの?」と聞かれて「山に登る予定だから先に帰っていいよ」と返す。「そういうとこ最高だよね〜笑」と同期。21時に別れて私は1人車で岩木山登山口に向かった。


ちなみに真冬の青森県の海は暴力的な冷たさだった。一月に同じ同期と高知で寒中水泳をしたが比べ物にならない。針のような痛さ。さすが親潮というところ。


22:30に登山口に到着。駐車場は豪雪のため入れず手前の小島旅館の駐車場を借りて準備をした。登山ルートの確認のため少し歩いたのだが、スタートからよじり登るほどの積雪だった。「下界でこの積雪か…」と押し寄せる明日への恐怖感に負けそうになりながら車に戻り寝た。



3月12日

3時起床。あまりの暗さ、人の気配のなさに心が折れる。もともとビビリな私、怖さでどうしても出発することができず、5時出発に変更。なぜこうも人間は孤独感に耐えられないのだろう。

 



登山口を越えると雪はある程度固まっていたため坪足で楽々歩行することができた。それでも積雪は2メートル以上ある。東北の冬は驚異的だ。長い長い緩やかな登りを終えるとようやく本格的な登りへ入った。



ここから日が差し、精神的にもとても安心する。

天気予報は晴天であった。


08:00

風が吹き、雲が大量に出てきた。

この時間ここまで濃い雲が出てるともう本日の回復は厳しいだろう。このコースは山頂のコルまでリフトが続いているからまず道迷いをする可能性は低い。リフトを繋ぎながらまっすぐ歩いていく。

急登かつ、ところどころ凍っているので足場が悪く感じる。アイゼンとワカンをつかいながら歩く。



途中完全に氷だった急登になるのでワカンを外しアイゼンのみにするも、場所によっては大きくハマってしまった。



太ももほどのラッセルを制し、リフトをようやく上り切った頃には視界不良が半端ではなかった。


風が強かったため、帰る頃にはトレースはまずなくなっているだろう。

こんだけ頑張って踏んでも無くなることは、武奈ヶ岳と八ヶ岳で経験済みだ。



帰り道がわからなくなるのを防ぐため、目印になりそうな木の雪を全部落として目立たせた。これがのちに効果を出した。


9:30

山頂付近

標高的に踏んでいるはずなのだが、目印となる三角点はすっかり埋まっていた。岩が隠れているのか、三角点なのかよくわからない。



まっすぐ進んでまっすぐ折り返すことに全神経を集中させた。逆走してないか細かく振り返って確認する。

写真を撮る余裕はほとんどなかった。リフト降り場に戻ってきた時は安堵感に溢れた。


下山もなかなか大変だった。雪をかき分けて進む。トレースはやはりなくなっており来た道をよく観察しながら正しい方面に下山して行った。



しばらくすると霧が晴れて青森県が一望できた。

ここまで来たら気持ちもとても落ち着き穏やかだった。



10:30下山

ちんたら降りすぎた。小島旅館で汗を流した。帰りに岩木神社によると、八甲田が綺麗に見えていた。岩木山はすっっぽり雲に隠れているが、非常に悠々としている姿がかっこよかった。



山頂の景色は全く見えなかったので機会があれば再び登りたい。

孤独に耐えた非常にいい山行となった。



文責:No.758 岩田

 
 
 

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